企業は儲け過ぎないほうがいい?

ロハス(LOHAS)な企業論


企業は儲け過ぎないほうがいい?その1

私が企業について、以前から思っていたことがのっていること
が、あるメルマガの記事としてでていました。それは、「企業
は儲け過ぎないないほうが、持続可能だ」ということです。

=以下、メルマガより抜粋=
日本全国を旅した民俗学者、宮本常一が残したメッセージがあ
る。


「伊豆の修善寺へ行ったとき、そこの古い宿の主人たちと話していると、古いところは鎌倉時代から続いているという宿もあり、
とにかくあまり儲けすぎてはいけない、つぶれてしまうというのです。何百年も続いたのは、皆に親切にしてきたからだと。」

儲けすぎてはいけないという意識が、
日本の商売人には古くからあったという事に驚かされる。

それは企業の使命は儲けることにありとする
企業価値最大化、株主資本主義の考え方とは
あまりにも対極的である。

企業がどこに向かって動くべきか示すことが
経営者にますます強く求められる時代になっている
ように思えたのである。

出典メルマガ「007名古屋商法」より
http://www.mag2.com/m/0000116453.htm

=以上抜粋終わり=

儲けないと存続できない体質は持続可能な体質とはいえないで
すね。

→続く→

企業は儲け過ぎないほうがいい? その2

私はNPOのスタッフになる前は住宅メーカーの営業マンでし
た。
その会社は、ベンチャー企業で株式上場を目指し、日夜頑張っ
ていました。
私も社員の持ち株として、株をたくさん買い、上場した暁には
100倍だあ、と思って仕事に精をだしていたのです。
しかし、あえなく倒産。

しかし、わかっていたのです。
もし、うまく上場したとしても、果てしない売り上げUPの毎
日がまっていただけということが。
上場のために、売り上げUPをはかり、上場してからも売り上
げUPの日々が続くのです。

いつになったら、穏やかな幸せな日々がくるのでしょうか?

今の、企業理論では、仕事は大きくなっても、人は幸せになれ
ないと、つくづく感じました。

→続く→ 

企業は儲け過ぎないほうがいい? その3

住宅メーカーの営業マンだったときのことです。
住宅メーカーの営業マンといっても私は各家庭に営業して家を
売っていたわけではなく、全国の工務店を回って、自分の会社
のフランチャイズに参加させる営業をしていまいた。
加盟金300万円を払わせる仕事です。

あるときに、横浜の小さな工務店に行きました。
マンションの一室を事務所にしている、小さな工務店でした。
売り上げもたいしたことありません。

そこの社長といろいろと話をしていて、昼になったとき、社長
が「昼飯でも食べに行こう。」というのです。
そこで、ついていきますと、何と寿司屋。
しかも、社長の行きつけのようでした。
社長が「トロからな。」というとトロがでてきました。

私はびっくり。
当時、トロなんてほとんど食べたことなかったからです。
(すいません、いまでもほとんど食べたことありません。)

そうして私が「ここは社長さんの行きつけなんですか?」と聞
くと、「毎日、来てるよ。」と言うのです。
え〜、毎日?

話を聞くと、なんと昼は毎日のようにこの店で、寿司を食べて
いるのだそうです。
う〜、確かに、毎日ステーキよりは体にいいかもなあ???

驚きました。

しかし、この社長のびっくりはまだまだ続きました。

→続く→

企業は儲け過ぎないほうがいい? その4

横浜の小さな工務店の社長の話です。

この社長は毎日、昼は寿司を食べていたのです。しかも、ちゃ
んとした寿司屋で握ってもらう寿司です。

それだけではありませんでした。
伊豆に別荘をもっていたのです。
別荘をもっているだけなら驚くことはありません。
(いえいえ、驚きますね・・・)
だって、工務店の社長ですから、別荘くらい建てることは可能
かもしれません。

問題は、その別荘に、毎週週末には行くというのです。
毎週ですよ。
これは驚きました。
毎週、海の近くの別荘でバーベキューですからね。
うらやましい話です。

小さな工務店の社長がまさかそんな生活をしているとは思いま
せんでした。

しかし、驚きはまだまだ続くのでした。

→続く→

企業は儲け過ぎないほうがいい? その5

横浜の小さな工務店の社長の驚くべき日常と、企業は儲け過ぎ
ないほうがいいということは、関係あるのか?といわれそうで
すね。
もう少し待ってください。
関係ありますので。

この社長のさらにすごいところは、仕事は毎日5時までしかや
らないという点です。社員も一人でさぞかし、社長は忙しいの
だろうと思うのですが、それがなんと5時までしかやらないと
いうのです。
なんてことでしょうね。

そんな社長が言ったのです。

「うちは、バブルのときも、売り上げは変わらなかったぞ。」
バブルだからといって、仕事を増やさなかったというのです。
それで、20数年こうやってやってきたというのです。

これは、驚きでした。

バブルの時にがっぽり稼いでその余韻でゆったりと暮らしてい
たのかと思っていたので、全くその反対だったのです。
「バブルの時にも、仕事を増やさなかった。」
この判断こそ、寿司と別荘と5時という極楽の生活を営むもと
だったのです。

→続く→

企業は儲け過ぎないほうがいい? その6

横浜の小さな工務店の社長の話。
バブルの時でも、売り上げを増やそうとしなかった。
彼の家の売り方はパターンができていて、4件ならんで建つ、
建売住宅を年に2〜3回販売するだけなのだそうです。
それ以上はやらないのです。

それ以上はやらないから、5時で仕事が終わるのです。
それ以上はやらないから、少ない人数でやれるのです。
固定費もみごとに少なくなっているわけです。

ベンチャー企業の営業マンだった私は驚きましたね。
こんな働き方もあるんだと。

それ以来、私の仕事に対する考え方は大きくかわりました。
ほどほどで十分なんだと。
上場を狙う必要はないんだと。
がんがん働くだけでなく、人にとって幸せな働き方っていうの
はあるんだと。

このことに気がついた、数ヶ月後、私の会社は倒産したのです。

企業は儲け過ぎないほうがいいのです。
これは私の実感です。

=終わり=

*ご静聴ありがとうございました。






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posted by toko at 08:06 | ロハスな働き方
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